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巨人・阿部監督「4番が打てば勝つ」「これをきっかけに」 岡本和に一発出れば勝率.789

スポニチアネックス / 2024年8月21日 22時32分

<巨・広>勝利を収め岡本和(右)とハイタッチする阿部監督(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人4―1広島(2024年8月21日 東京D)

 巨人の阿部慎之助監督(45)が1―1の8回に起死回生の決勝3ランを放った主砲・岡本和真内野手(28)の完全復調を期待した。

 岡本和が8月に得点圏で安打が出ていなかったという話になると、「なにか、これをきっかけにこれからね。やっぱり野球って不思議で4番が打てば勝つ。そういうふうなスポーツだと思っているんで。で、なぜかああいう場面で回ってくる、不思議とっていうね。とにかく打てる、打てないは別にして悔いを残らないように、全員がやって欲しいなと思いますね」と話した。

 岡本和は1―1で迎えた8回、無死二、三塁で入った第4打席でこの回から登板した相手2番手左腕・ハーンの初球、内寄りの153キロ直球を豪快に叩いて左翼スタンド中段に突き刺した。

 今季4度目の2戦連発となる20号3ランで、プロ4年目の2018年から7年連続となるシーズン20本塁打を達成。7年連続20本塁打以上は長嶋茂雄の6年連続を抜き、阿部慎之助に並ぶ球団4位タイ。右打者では原辰徳の12年連続に続いて球団2位の快記録となった。

 これに関しては「いや、凄い集中力で。素晴らしいホームランになりました」と一言。阿部監督の記録に並ぶ7年連続20本塁打以上という数字については「いや、もう全然格が違うんで、ね。8年、9年、10年と記録を伸ばしていってほしいなと思います」と謙遜しながらも喜んでいた。

 なお、巨人はこれで岡本和が本塁打した試合は今季19試合で15勝3敗1分け、勝率.789となった。

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