急きょ渡英の川崎春花 頼もしい相棒と挑む聖地「5000回ぐらい回ってるとか」

川崎春花

　女子ゴルフの今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンは22日から4日間、英国北東部のセントアンドリュース・オールドコースで開催される。

　前週、日本ツアーのCATレディースを制した川崎春花（21＝村田製作所）は21日にコースで最終調整。「精いっぱい最後まで頑張りたい。日本の時と同様に一打に集中して。結果が良くても悪くても受け入れていきたい」と抱負を語った。

　16日に繰り上がり出場が決まり、急きょ渡英を決断。コース近くに住む地元・キャディーのデイビッド・キャノンさんにバッグを託すことを決めた。「5000回くらい回ってるとかって言ってたんですけど、ホンマかい！って（笑い）。だからほぼ全部、知り尽くしてるみたいでした」。コース攻略法はもちろん、風の影響を最小限にするため、スピン量を少なくするよう大きい番手を持つアドバイスを受けるなど、大きな味方になっているようだ。

　「セントアンドリュースは私も知っている有名なコース。そこで開催されるって聞いて、前から出たかった。出られることになってラッキーだなと思いましたし、来たらやっぱりワクワクしました。凄く楽しみ」と川崎。強行軍での出場となったが、全力で“聖地”にぶつかる。