オリックスが今季19度目の零敗 中嶋監督は7回1失点の曽谷かばう「もう毎度毎度ですよね、援護なしで」

＜西・オ＞6回、失点して悔しがりながらベンチに戻るオリックス・曽谷　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇パ・リーグ　オリックス0ー1西武（2024年8月21日　ベルーナD）

　オリックスがまたしても貧打に泣いた。今季2度目の「2戦連続0―1敗戦」を喫し、今季19度目の零敗。4度あった得点圏の好機を逃し、中嶋監督は「もう毎度毎度ですよね、援護なしで。曽谷の場合は本当にずっとそう」と、7回1失点ながら9敗目を喫した先発・曽谷をかばった。

　2年目左腕はこれで7月12日のロッテ戦から自身6連敗。そのうち3試合連続でクオリティー・スタート（6回以上、自責点3以下）を記録するなど、連敗中に36回1/3を投げて自責点は9ながら、その間の味方の得点が計1点と援護に恵まれない。「（気持ちは）全然折れていない。むしろもっともっと投げたい。自分は責める立場でもないですし、切り替えて（野手と）一緒に頑張っていきたい」と気丈に振る舞った曽谷に、次こそ打線が応えなければいけない。（阪井　日向）