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ソフトバンク・松本裕、新守護神まさか…1点守れず逆転サヨナラ負け 好相性のはずの楽天打線に捕まる

スポニチアネックス / 2024年8月22日 5時2分

<楽・ソ>9回、サヨナラ打を打たれたソフトバンク・松本裕(右)(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク1ー2楽天(2024年8月21日 楽天モバイル)

 新守護神はぼうぜんとした表情だった。1―0の9回に同点とされ、なお1死三塁。4番の阿部に低め135キロフォークを拾われ、左越えへ逆転サヨナラ打を浴びた。ソフトバンク・松本裕は現実を受け入れられないのか、楽天の選手たちが歓喜の輪をつくっている間も打球が飛んだ左翼方向をじっと見続けた。

 「もちろん、抑えるのが仕事ですから」

 そう声を絞り出すのが精いっぱいだった。18日は本拠地ロッテ戦で2点差の9回に3四球の乱調で1点差に迫られる薄氷のセーブ。この日は今季、試合前までの5試合で同一リーグでは唯一、得点を与えていなかった楽天打線に明らかなボール球が目立っていた。

 下半身のコンディション不良で7月に守護神オスナが出場選手登録を外れ、代わりを任された。8月上旬には腰部検査で守護神は渡米し、“代役”の肩書が外れた。「普通の1イニングではない。勝ち負けに直結するポジションのプレッシャーは計り知れない」と倉野投手コーチ。突然、任せられ全力で務めた大役の重圧が、ここにきて押し寄せたとしても不思議ではない。

 「簡単にできるポジションではないのは誰もがわかっている。そこは乗り越えてほしい」と倉野コーチ。自分で乗り越えるしかないのは松本裕自身が一番よく分かっている。

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