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阪神・西勇、史上7人目の両リーグ50勝!「先発として淡々と投げたい」6回3失点粘投でのメモリアル白星

スポニチアネックス / 2024年8月22日 5時16分

<神・ヤ> ヒーローインタビューを終え、阪神での50勝ポーズを決める阪神・西勇 (撮影・後藤 大輝)

 ◇セ・リーグ 阪神10ー4ヤクルト(2024年8月21日 京セラD)

 メモリアルな1勝を挙げた。今季6勝目は、19年に加入した阪神で節目の50勝目。オリックス時代に74勝を挙げ、史上7人目となる両リーグでの50勝を達成した。チームの勝利と投球回数にこだわる西勇がプロとしての喜びを口にした。

 「(個人の)勝ちには重きを置いていない。(両リーグ50勝を)達成した人が7人しかいないというのは知っていた。そこに行けたことはよかった」

 珍しく、5回までに先頭打者を3度も四死球で出塁させた。それでも粘れるのが16年目のベテランがなせる技。4回無死一塁では村上を外角シュートで見逃し三振。続くオスナを遊ゴロ併殺で切り抜けた。味方の援護を背に、5回1死まで無安打投球の6回4安打3失点。打っては2回に適時二塁打。今季得点圏で打率・500(10打数5安打)という投手らしからぬ打棒で3回の左前打で複数安打もマークし、自身の快挙に花を添えた。

 「球数はかかったけど、最低限の仕事はできた。バッティングはたまたまです」

 プロ野球歴代3位タイとなる294試合連続先発という珍しい記録も打ち立てた。長きにわたる活躍と姿勢が、若い虎投手陣にとって生きた教科書になっている。才木が13日の巨人戦で5回5失点で登板した後に、話をした。「こういう時はこうだったよって。自分の通ってきた道の中で少し、アドバイスができればいい」。中身は企業秘密だが、周囲への気配りを忘れず、表情がさえない選手がいれば声をかけ、雰囲気作りに一役買っている。

 規定投球回には未到達ながら防御率は1・70。「いい感じに来ている。先発として、淡々と投げたい」。残り少ないシーズンも先発ローテーションに欠かせぬ戦力として腕を振る。(松本 航亮)

 《三浦大輔に並んだ》 ○…西勇(神)がヤクルト戦で先発。オリックス時代の11年10月13日のロッテ戦から294試合連続で先発登板となり、三浦大輔(D)に並んでプロ野球歴代3位となった。

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