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新潟・舞行龍「勝つ空気をつくっていきたい」 新潟で通算250試合出場達成 節目超えても「まだまだ」

スポニチアネックス / 2024年8月22日 8時18分

新潟通算250試合出場を達成した舞行龍

 J1新潟は2日間のオフが明けた21日、聖籠町のアルビレッジで25日の町田戦へ向け、ミニゲームなどで汗を流した。プロ17年目のDF舞行龍ジェームズ(35)は前節の福岡戦で、新潟での通算250試合出場を記録。チームの成長を感じているベテランは、首位を倒してさらに強い集団になっていこうと意気込んでいる。

 新潟で通算250試合出場は現在、クラブ歴代4位の記録だ。今季中に3位の寺川能人強化部長の256試合を抜くのも視野に入っている。もはやクラブレジェンドの一人とも言える舞行龍は「うれしいけれど、まだまだ」と先を見据え、チームとともにしていく覚悟を示している。

 福岡戦は後半4分に「練習でも同じシーンがあった」と、自陣から左サイドの谷口にロングパスを送って決勝点をお膳立て。守備では「(攻守の)切り替えの早さが非常に良かった」と前半はほぼ完璧な出来で、終盤は1点差を守り切る判断を共有して2試合連続の無失点。今季初の連勝を手繰り寄せ、250試合目に花を添えた。

 新潟在籍は通算11年。「今思えばここまで一瞬だった。最初は全然出られなかったので」。高卒新人だった08年は公式戦出場はなく、09年からはJAPANサッカーカレッジや当時JFLの金沢などに期限付き移籍。新潟では復帰した13年8月に初出場した。

 川崎Fへの移籍を経て19年に再び戻り、堅守速攻からポゼッション重視のサッカーに変容する過程で中心を担ってきた。チームの成長を感じる一方で「最初にいた時に比べてスタイルは変わったが、切り替えの早さ、走るところは今もある」と土台は揺るいでいないことを強調する。

 さらにチームを向上させるために「勝ち癖、勝つ空気をつくっていきたい」と強調する。6位横浜との勝ち点差は3と、まだまだ上を目指せる位置にいるだけに、2連勝で満足するつもりは毛頭ない。「1つでも上の順位にいきたい。勝ち続ければ何があるか分からない」。日本代表クラスの選手を補強した首位が相手であろうと、連勝を伸ばすことだけを考えている。(西巻 賢介)

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