台風10号が発生、気象予報士・天達武史氏「来週火曜日くらいに強い勢力になって東海から四国に」

フジテレビ

　気象予報士の天達武史氏が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。同日未明に発生した台風10号の進路に言及した。

　気象庁によると、22日午前3時の観測で、マリアナ諸島の熱帯低気圧が台風10号に変わった。ゆっくりとした速さで北寄りに進んでおり、25日には小笠原近海に達する見込み。週明けには日本の南の海上に到達し、日本列島に接近して影響を及ぼす恐れがある。

　台風は22日午前6時現在、時速約10キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径220キロ以内は風速15メートル以上の強風域。

　天達氏は、進路について「このままゆっくりゆっくりと日本列島に向けて北上していきそうです。土曜日には暴風域を伴ってくるということで、日本列島に近づく来週27日の火曜日ごろには強い勢力になって最大瞬間風速50メートル、トラックが横転するような暴風雨が吹くような台風になりそうです」と説明し、上陸地点については「東海地方から四国のどこかに上陸する予想になっています」と話した。