川崎宗則 AI審判には反対?「無駄口しゃべりたい」子供たちへ真剣回答「スポーツは勝負だけじゃない」

川崎宗則

　ソフトバンクやメジャーリーグ・マリナーズなどで活躍し、現在はＢＣリーグ・栃木に所属する川崎宗則内野手（43）が18日放送のABEMAスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」（日曜後10・00）に出演。子供たちからの質問「なぜAI審判を導入しないのか」について真剣回答した。

　サッカー元日本代表の槙野智章はサッカーでの現状を語りつつ、「野球に関して言えば、（AI審判）入ってもいいのかなと個人的に思います」と私見を述べた。これを受け、川崎は「（韓国で）ストライクゾーン判定など入ってきている」としながらも、「僕は審判と無駄口しゃべりたいタイプなんですよ」と独特すぎる回答。「世間話。今日は暑いね、早く終わりたいよね～とか。そういうのやりたいんですよ。それ、AIしてくれねえんだよな、たぶん。世間話に絶対返してくんないんだよね」と複雑そうな表情を見せた。

　続けて、「スポーツは人がやってほしいの。AIもいいんだけど、やっぱり人が色々やるからドラマが起きる。誤審とかいうのも、実はエンターテインメント。勝負にこだわるのは分かる。でも、スポーツというのは勝負だけじゃない何かドラマがあるというのも子供たちに分かってほしい」と勝負事だけではないスポーツの醍醐味について熱弁した。

　ただ、AI導入を反対しているわけではないという。「チャレンジしていくのがスポーツのいいところ。進化していくと思うんで、楽しみ」と結んだ。