【バドミントン】奈良岡功大逆転勝ちで8強入り ネイルも披露「可愛くなりました」

＜ジャパンOP2回戦＞2回戦を勝利した奈良岡（撮影・光山　貴大）

　バドミントンのジャパンオープンは22日に横浜アリーナで各種目の2回戦が行われ、男子シングルスでパリ五輪に出場した奈良岡功大（23＝NTT東日本）はマレーシア選手に2―1で逆転勝ちし準々決勝に進んだ。

　第1ゲームを接戦の末に21―23で失ったが、第2ゲーム以降は疲れの見える相手を圧倒し21―10、21―15で連取した。

　1時間25分の持久戦を制した奈良岡は「第1ゲームが終わった後、相手が足がきつそうだったので、チャンスがあると思った」と満足げに振り返った。

　爪が割れやすい体質のため、パリ五輪前から手と足の指の爪に樹脂を塗って補強している。試合後に「爪が弱くて試合中にすぐ折れちゃうんで、ジェルネイルにしたら、可愛くなりました」といたずらっぽく笑った。

　準々決勝の相手は、2回戦で日本代表の常山幹太を破った台湾選手。「日本チームとして、常山さんの借りを返したい」と意気込んでいた。