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【M―1】「はるかぜに告ぐ」が余裕の1回戦突破 一色「早く優勝して楽になりたい」

スポニチアネックス / 2024年8月22日 21時28分

「Mー1グランプリ2024」の1回戦を突破した「はるかぜに告ぐ」のとんず(左)、一色といろ

 お笑いコンビ「はるかぜに告ぐ」が22日、大阪・心斎橋で開催された「M―1グランプリ2024」の1回戦に登場。悠々と初戦突破だ。

 NSC45期生のとんず(25)と一色といろ(27)は在学中を合わせて3度目のM―1挑戦。ブラッシュアップした「美魔女」のネタを披露し、会場の爆笑をさらったが「昨年よりも緊張しました」と2人は声を揃えた。

 22年7月、NSC在学中にコンビ結成。卒業した23年の10月には若手の登竜門「よしもと漫才劇場」のメンバー入りした。卒業1年目としては異例の抜擢。その勢いをかって昨年12月の女芸人NO.1決定戦「THE W」では決勝に進出して話題となった。今年は「UNDER5 AWARD」で準決勝に進出した。

 一昨年のM―1は3回戦で敗退。期待された昨年は2回戦で早々に敗れた。「大会の前の日の午前3時まで飲んでたからかな」ととんずは苦笑いしたが、敗退した当日の夜は、自身で結果が分かっていたのか「携帯も見なかった」と現実を確認することもできなかったそうだ。

 「THE W」での活躍で早々にテレビ2本、ラジオ1本のレギュラーを得て、アルバイトをせずにお笑いの仕事と向き合うチャンスを勝ち取った。そのテレビとラジオも「ボキャブラリーを増やすため」ととんず。「舞台のためにメリットがあることをやってます」と漫才を第一に考えている証拠だ。

 派手なカジュアル系の服装で決めたとんずと、OL風のワンピース姿の一色のコンビは真逆の出で立ち。これもインパクトを与える戦略の1つ。目標は1日も早くM―1王者となること。「15年目まで挑戦できますが、早く優勝して楽になりたい。15年目までやったら40歳超えてしまいます」と一色。「(プロ)2年目の優勝もいいでしょ」ととんずも女性コンビ初のM―1タイトルを狙っている。

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