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巨人・戸郷翔征「本当に申し訳ない」と責任を背負う それでもキッパリ「この借りを返さないといけない」

スポニチアネックス / 2024年8月22日 22時37分

<巨・広>9回、小園の適時打で羽月(右)の生還を許す戸郷(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ 巨人1―2広島(2024年8月22日 東京D)

 巨人のエース、戸郷翔征投手(24)は自身初の3試合連続完封目前で追いつかれて9回途中5安打1失点で降板。チームは延長10回に3番手右腕・ケラーが勝ち越しを許して敗れ、直接対決3連戦は1勝2敗と痛恨の負け越しとなった。

 0―0で迎えた6回、19歳の浅野が適時打を放って待望の先制点。だが、1―0で迎えた9回だった。8回まで散発3安打で二塁すら踏ませない快投を見せていた戸郷がついに打たれた。

 先頭の野間に左前打され、犠打で1死二塁。ここで打席に入った同学年の3番・小園を2ストライクと追い込んだ3球目、外角フォークボールを中前適時打とされて1―1の同点。ここで降板となった。

 試合後、戸郷は「大事な一戦で勝ち切らないといけない。本当に申し訳ない気持ち。最後の小園のところもね、もっと厳しくいけましたし、それまでいけていたので、そういうところが今日の負けにつながったのかなと」と責任を一身に背負った。

 8日の広島戦(東京D)、14日の阪神戦(東京D)と自身初の2試合連続完封勝利。阪神戦は今季初となる中5日での登板だったが、9回を無四球8奪三振に抑えた。中5日登板での白星は2020年8月20日の阪神戦(東京D)以来11戦&1455日ぶりだった。

 試合前まで18イニング連続無失点。この日も8回まで26イニング連続無失点を続けたが、9回に力尽きた。

 なお、3試合連続完封勝利となれば、巨人では2018年9~10月の菅野智之以来6年ぶりで、巨人の投手で24歳シーズン以下での3試合連続完封は1989年斎藤雅樹(24歳シーズン)以来35年ぶりの快挙となるところだった。

 わずか1点リード。8回まで105球だったこともあり、9回も続投した。

 「何も言われなかったのでね。首位攻防戦で大事な一戦で申し訳ないなと思います。今日勝たないといけない試合でしたし、チームとしては苦しくなっちゃったんでね」と戸郷。

 これでチームは残り31試合。広島との直接対決もあと6試合残っているが、全て“鬼門”マツダでの対戦となる。それでも「あと何試合投げるか分からないですけど、全て勝つ気でいかないといけない。この借りを返さないといけない」。エースはキッパリとそう言い切った。

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