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日本ハム・清宮 朗希攻略3安打!不敗神話 スタメン安打で18連勝「いいところで仕事をするのが4番」

スポニチアネックス / 2024年8月23日 6時2分

<ロ・日>5回、佐々木(左)から勝ち越し適時二塁打を放つ清宮(撮影・木村 揚輔) 

 ◇セ・リーグ 日本ハム4―3ロッテ(2024年8月22日 ZOZOマリン)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が22日、ロッテ戦で怪物右腕の佐々木朗希投手(22)から2本の適時打を含む3安打を放って勝利に貢献。2位のチームは貯金を12に増やした。首位のソフトバンクには独走を許しているが、眼下の敵である3位・ロッテとの敵地での3連戦で3連勝。今月中旬から4番を任されるなど潜在能力の高さはチーム随一の長距離砲が、輝きを増している。

 「神様、仏様、清宮様」と拝みたくなる。清宮が「令和の怪物」と称される剛腕・佐々木から3安打2打点をマーク。これでスタメン出場して安打を放った試合は18連勝(3分け挟む)と神懸かり的な数字が残っている。

 「凄いですね。毎試合必死だし、チャンスで回してくれるので周りに感謝。いいところで仕事をするのが4番なので」

 2回先頭で157キロ直球を捉え、右中間二塁打。右腕から22年9月14日以来の安打となるこの一打で、勢いに乗った。1点を追う3回1死一、二塁では、141キロのフォークを右前へ運ぶ同点打。そして同点で迎えた5回無死一塁では、再び157キロ直球をはじき返し、決勝の左中間二塁打だ。試合前時点で通算9打数1安打だった相手から今季4度目の猛打賞を決めた。

 昨季は、直球の打率は・261だったが、今季は・324と大幅に向上。150キロ以上に限ると・471まで跳ね上がる。要因には「タイミングがしっかり取れているのが大きい」と分析。実際、この日も160キロ超の直球が武器の佐々木に対し「早めにタイミングを取るようにした」と差し込まれないように打つ体勢を早めにつくり振り負けなかった。

 2回の1打席目を終えた時点で左膝に違和感を覚えたというが、そのままプレーを続行。CSファーストSを本拠地で開催できる2位死守へ向け、3位ロッテとの大事な3連戦は4番として13打数7安打、4打点と活躍して3連勝に貢献した。未完の大器への期待が大きいだけに褒めることが少ない新庄監督は「代えようかと思ったけど左足のおかげで打てた。ケガの功名。4番にしたのは僕ですから」と冗談めかした。

 今季最多タイの貯金12としロッテを3ゲーム差に突き放した。きょう23日からの首位・ソフトバンクとの3連戦(エスコン)へ向け、清宮は「全部勝つつもりでいく」と言った。打てば勝つ。“清宮様”の言葉は力強い。(田中 健人)

 ≪佐々木から1試合3安打は4人目≫清宮(日)が佐々木(ロ)から3安打。清宮の猛打賞は今月6日の楽天戦に次いで今季4度目。そのうち3度がロッテ戦と相性がいい。また、佐々木とはこの試合までは9打数1安打4三振、打率.111と抑えられていた。なお、佐々木から1試合3安打は21年のサンズ(神)、23年の牧(D)、今季の柳町(ソ)に次いで4人目だ。

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