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阪神・青柳が復活アピール 83日ぶり1軍登板で粘投6回2失点「初回はさすがに緊張」

スポニチアネックス / 2024年8月23日 5時16分

<神・ヤ> 3回、好守の佐藤輝(左)を笑顔で迎える阪神・青柳(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神2―5ヤクルト(2024年8月22日 京セラD)

 意地の粘投で復活への一歩をしるした。5月31日ロッテ戦以来83日ぶりの1軍登板となった青柳は、6回7安打2失点(自責1)で降板。125日ぶりの白星はお預けも、先発ローテーション生き残りへ望みをつないだ。

 「結果的にはそうなった(試合をつくった)んで良かったです。状態的にはあんまり良くなかったので、本当に(坂本)誠志郎のおかげで何とか先発として頑張れたかなと」

 初回は「さすがに緊張しました」と振り返ったように、バタついた。1安打と2四死球で2死満塁のピンチ。先制点を与えれば、いきなり暗雲が立ちこめたが、オスナを一飛に仕留めて無失点で立ち上がった。「スライダーがあんまり入らなかったのが今日の一番の反省。あれが入ってれば、もっと楽にピッチングできたかなと」。生命線でもあるスライダーの制球に苦しむなど、簡単にはいかないマウンドで粘った。

 悔やんだのは同点の5回。1死から岩田の左前打を島田が後逸し三塁まで進まれた。2死までこぎ着けながら村上に適時二塁打を浴び勝ち越し点を献上。「あそこはゼロで帰りたいと思ったので、気持ちも入れました。あの1点を(島田)海吏が気にすると思う。自分より若い選手は伸び伸びやってほしい。あそこでゼロで帰るのがベストだった」と後輩をかばった。

 岡田監督も「なんとか抑えとった」と一定の評価を下し、次週も登板機会が与えられる予定だ。「ボール自体は良かったですし、やっぱりスライダーが課題になっていく。精度を上げていけたら」。2年連続開幕投手が本領発揮すれば、逆転Vへの機運は高まる。(遠藤 礼)

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