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【バドミントン】シダマツ 1週間全休も貫禄の8強 五輪後初戦で17連続得点

スポニチアネックス / 2024年8月23日 4時46分

2回戦を突破しVサインの志田(右)・松山組(撮影・光山 貴大)

 バドミントンのジャパンオープンは22日、横浜アリーナで各種目の2回戦が行われ、女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽(27)、松山奈未(26)組(再春館製薬所)がタイのペアに2―0で勝ち準々決勝に進んだ。男子シングルスの奈良岡功大(23=NTT東日本)、女子シングルスの山口茜(27=再春館製薬所)、大堀彩(27=トナミ運輸)、今大会を最後にペアを解消する混合ダブルスの渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組(BIPROGY)も8強入りした。

 シダマツが五輪後初戦で圧巻の強さを見せた。第1ゲームを8点差で先取し、第2ゲームは4―5から17連続得点し勝負を決めた。

 五輪後は「1週間全くラケットを握らず、トレーニングもしなかった」(志田)。練習不足は否めないが、メダリストの貫禄を示した。志田は「練習ができてない不安が大きくて、メダリスト(の重圧)というより自分たちのやることに必死だった」と振り返った。

 パリでの活躍で人気急上昇。黄色い歓声を浴び、シダマツニッポンコールも起こった。前日はファンが手を合わせて拝む珍しい光景も見られた。志田は「声をかけてくるのかなと思ったら拝まれました」と苦笑いした。

 大会初優勝へ第一関門を突破。松山は「挑戦者の気持ちで今できることを出したい」と闘志をにじませた。

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