1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人 延長10回惜敗で痛恨のカード負け越し…広島に2差 3戦連続完封目前の戸郷続投が裏目

スポニチアネックス / 2024年8月23日 5時31分

<巨・広>9回途中、小園に同点適時打を許し降板する戸郷(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人1―2広島(2024年8月22日 東京D)

 大事な試合であることは、ナイン全員が分かっていた。4年ぶりのリーグ優勝を狙う巨人は首位の広島に延長10回の末に惜敗。阿部監督は「うちは勝ちパターンでいった。もうしょうがない」と痛恨の敗戦を受け止めた。

 エースで逃げ切れなかった。1―0の9回。8回まで二塁も踏ませない快投で18年の菅野以来、チーム6年ぶりの3試合連続完封の快挙が懸かっていた戸郷が続投した。だが1死二塁から小園に中前に同点打を許して降板。守護神・大勢の選択肢もあったが、8回を終え105球だった。「あれで代えるのもどうかと思ったし、球数もまだ全然、大丈夫そうだったので」と指揮官。結果は裏目に出た。

 小園を2球で追い込みながら、3球目のフォークを中前に運ばれた戸郷は「大事な一戦で勝ち切らないといけない。本当に申し訳ない気持ち。(小園に)もっと厳しくいけましたし、そういうところが今日の負けにつながった」と責任を背負った。9回途中から登板した大勢が、その後のピンチを切り抜けたが、延長10回はセットアッパーのケラーが3番手で登板も、矢野に決勝の適時打を許した。

 首位・広島との3連戦で痛恨の負け越し。ゲーム差は再び2に広がった。ここまでの対戦成績は8勝8敗3分けで直接対決は6試合を残すが、球場は全てマツダスタジアム。昨季は3勝9敗、今季も1勝4敗2分けの鬼門だ。残り31試合。厳しい状況に立たされた阿部監督は「みんな何とかしようとしているし、相手も必死にやっている。やり返すチャンスはまだある」と必死に前を向いた。(川島 毅洋)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください