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8月のポジション争いでヘイワードなどベテラン4人が戦力外 ドジャース首脳陣の選択

スポニチアネックス / 2024年8月23日 7時15分

20日のマリナーズ戦の8回、代打で決勝3ランを放つドジャース・ヘイワード(AP)

 ロサンゼルスタイムズ紙が22日(日本時間23日)、ドジャースのジェイソン・ヘイワード外野手(35)が戦力外となった背景を説明している。

 最大の理由はユーティリティー選手のクリス・テーラー(33)の復帰に伴ってロースターに空きスポットを作る必要があったため。ヘイワードは20日(同21日)のマリナーズ戦で代打出場し、3点本塁打を放って勝利に貢献したが、それでも十分ではなかった。ロースターにはゴールドグラブ賞4度の中堅手ケビン・キアマイアー(34)、ユーティリティー選手のキケ・ヘルナンデス(32)、そしてテーラーを残している。

 デーブ・ロバーツ監督は8月上旬、チーム状態について「The cavalry is coming」というフレーズを使い、騎兵部隊が支援に向かってくると説明していた。ケガをしていた選手や、トレードで獲得した新しい戦力が加わるという意味だ。同時に、ロースターが膨らんだことで、シーズン終盤に向けて削減される選手も出てくると明言。残ることができるかどうかわからない立場の選手は「緊迫感を持って競争に向かうべき。選手は増えるけど、ポジションは全員に与えられない」としていた。

 結果、ベテランのキャバン・ビジオ内野手(29)、ニック・アーメド内野手(34)、アメド・ロサリオ内野手(28)が戦力外、若手のジェームス・アウトマン外野手(27)、アンディ・パヘス外野手(23)はマイナーに降格となっていた。そしてこの日はヘイワードが外れた。

 15年目とベテランのヘイワードは、今シーズン63試合で打率.208、出塁率と長打率を合わせたOPSが.682、6本塁打、打点28だった。ムーキー・ベッツが左手骨折から復帰し右翼手として復帰したため、出場機会が大きく減少した。20日の本塁打の後も「(チームの決断は)どうなるかは分からない。チームは必死で最善を尽くす。なるようにしかならない」とコメントしていた。

 開幕時にはヘイワードは経験豊富な左打ちの外野手として重要な存在だった。しかしながらミゲル・ロハスが正遊撃手として台頭、ベッツが右翼に戻った。左翼には好調を維持するテオスカー・ヘルナンデスがいる。さらに、トレードデッドラインに中堅手を守れるキアマイアー、トミー・エドマンを獲得した。ヘイワードは守備は及第点で、代打でも起用できるが、ドジャース首脳陣はより守備力の高いキアマイアー、内外野を守れるヘルナンデスとテーラーを選択した。

 ヘイワードは23年は124試合で打率.269、15本塁打、OPS.813と打撃でも好成績。しかし今年はケガもあり、出場試合数も少なく、思うような数字を残すことができていなかった。

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