【甲子園】関東第一の「世界2位」チア来た！ 前日に大会出場「テレビでソワソワしながら…」

ポーズを決める関東第一・チアリーダー部の坂下副部長（3年）（撮影・柳内　遼平）

　◇第106回全国高校野球選手権大会最終日・決勝　関東第一―京都国際（2024年8月23日　甲子園）

　決勝戦の先発オーダーが発表された。両校ともに初の決勝進出で、勝てば初優勝となる。関東第一は、東東京勢として1995年の帝京以来29年ぶり、京都国際は、京都勢として1956年の平安（現・龍谷大平安）以来68年ぶりの日本一を目指す。

　関東第一のチアリーダー部は一塁側アルプス席から声援を送る。22日の大会出場により、準々決勝から甲子園応援ができていなかったが、決勝進出を受けて最後の応援が実現した。

　チアリーダー部の3年生にとっても最後の晴れ舞台となり、坂下ももこ副部長（3年）は「本当にここまで来られてうれしい。（甲子園の試合は）テレビで見ていて、ソワソワしていましたが勝ち進んでくれてうれしい。今日が私たち3年生部員にとっても大きな舞台は最後。毎試合多くのお客さんの前で踊ることができて凄く楽しかったです」と振り返った。

　24年の世界学生チアリーディング選手権（WSPC）では2位に輝いた実力校。前日の22日は千葉での大会に出場し、同日午後5時頃の新幹線で関西入りしていた。