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【甲子園】惜敗で準優勝の関東第一・米沢監督「あと一歩。その一歩がまだまだ足りなかった」

スポニチアネックス / 2024年8月23日 12時32分

<関東第一・京都国際> 5回のピンチを凌ぎ笑顔でナインを迎える関東第一・米沢監督 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会・最終日 決勝 関東第一 1―2 京都国際(2024年8月23日 甲子園)

 関東第一(東東京)は京都国際に延長10回タイブレークの末に1―2で敗れ、初優勝はならなかった。1987年の選抜でも決勝でPL学園(大阪)に1―7で敗れていた。

 6回無失点の先発左腕・畠中鉄心(3年)から、7回に今大会無失点救援を続けていた背番号1の最速151キロ右腕・坂井遼(3年)にスイッチ。だが、決勝史上初のタイブレークにもつれ込んだ10回無死満塁から押し出し四球でついに初失点。3番手の大後武尊(3年)が右犠飛で2点目を奪われた。その裏は無死満塁から内野ゴロの間に1点を返すにとどまった。

 米沢貴光監督は「悔しい」と繰り返し、「あと一歩だったが、その一歩がまだまだ足りなかった」と続けた。「突出した選手がいなくても決勝へ進めることを証明できたが、京都国際の守備、強い気持ちに負けるべくして負けた」と説明。「選手たちはこれをいい経験にしてほしい。力をつけて、またこの決勝に舞台に戻ってきたい」と誓った。

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