中日大物OBが今季不振が続いた岡林勇希にズバリ「本当に大喝を入れたい！」

中日・岡林

　中日などで通算403本塁打の山崎武司氏（55）が巨人のヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏（62）のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。中日のヒットマン、岡林勇希外野手（22）の打撃不振について語った。

　6月まで打率2割前後の大不振。山崎氏は「バッティングの技術に関しては軸足のタメ（がなかった）。トップの位置もバラバラでした。だから全部前に出されて力のないフライとか力のないゴロが球宴明けまで続いていた」と指摘した。

　ただ、7月は62打数17安打で打率・274。8月に入っても22日時点で打率・268と好調をキープしている。

　山崎氏も「現状は非常にいい状態に戻ってきました」と一安心の様子だった。

　岡林は2021年にシーズン161安打でDeNA・佐野と並びリーグ最多安打のタイトルを獲得。昨季も163安打を放ち、タイトルに1本差と迫っていた。レギュラー確定している数少ない選手の1人だった。

　そこに落とし穴があったのかもしれない。

　山崎氏は「2年で1軍でやれるだろうという甘えがあったんじゃないかなと感じています。野球に取り組む姿勢とか、そういうものが変わってこないと安定した成績は出てこない」とアドバイスを送った。

　そして、「そのへんは私たちOBとして岡林には本当に大喝を入れたい」と笑顔で宣言していた。