ロコ・ソラーレ連勝！妹分ロコ・ステラとの異例“3人対決”制した 藤沢「3人だからって妥協せずに」

ロコ・ソラーレの藤沢五月

　カーリングのアドヴィックスカップ第2日は23日、北海道のアドヴィックス常呂カーリングホールでで行われ、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは1次リーグB組で妹分のロコ・ステラを10―3で下して開幕2連勝とした。

　チームによると、リードの吉田夕梨花が「術後、間もないこともあり、大事をとって」欠場。手術箇所などの詳細は明らかにしていない。今大会は鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月の3人で臨む。ロコ・ステラも3人での試合となった。

　本来は2投ずつ4人がストーンを投じるが、鈴木と吉田知が3投、藤沢が2投。第1エンド（E）に2点奪うと、第4Eにも3点を積み上げた。第5Eには不利な先攻で5点スチール。終始リードする盤石の試合運びで異例の“3人対決”を制した。

　藤沢は「3人の難しさはあるけど、しっかり準備してきた。3人だからって妥協せずにやっていきたい」とし、「勝ちたい気持ちでやるけど、課題を見つけつつやっていきたい」と話した。

　吉田夕は29日開幕のアルゴグラフィックスカップで復帰予定となっている。