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【大田巡業】照ノ富士が取組を“休場” 稽古で北の若に胸を出した後、左膝を気にする様子も

スポニチアネックス / 2024年8月23日 16時53分

<夏巡業大田場所>北の若(左)に稽古をつける照ノ富士(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏巡業が23日、東京都大田区の日本工学院アリーナで行われた。

 幕内力士による申し合い稽古の途中で横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が土俵に入り、十両・北の若(24=八角部屋)を指名。仕切り線の位置からぶつかり稽古のように押させる「あんま」で5本胸を出した。

 最初は右足を前に出して残していたが、3本目の時にバランスを崩して土俵下へ転落。4本目からは左足を前に出して踏ん張り足を変え、重い腰で残す場面も見せた。左膝に違和感があったのか、その後は少し足を引きずるような動きが見られた。

 その後、土俵入りは行ったが取組からは外れた。境川巡業部長(元小結・両国)によると「左膝に水がたまったと言っていた」そうで、残り2日の夏巡業には参加の予定。先場所の優勝力士として臨む秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)へ、今後の調整が心配される。

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