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9・3尚弥に挑戦 ドヘニーが“番狂わせ”に自信 「4団体統一だぜ!?夢がかなう」

スポニチアネックス / 2024年8月23日 18時21分

成田空港着便で来日したドヘニー

 ◇プロボクシング 4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>挑戦者 TJ・ドヘニー(アイルランド)(2024年8月23日 有明アリーナ)

 9月3日に世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)に挑戦する、元IBF同級王者でWBO世界同級2位TJ・ドヘニー(37=アイルランド、26勝20KO4敗)が23日、練習拠点の米国から成田空港着便で来日した。

 黒のキャップをかぶりスウェットに短パン姿で慣れ親しんだ日本の地を踏むと「アンデスピューテッド(4団体統一)だぜ!?夢がかなう思い。ボクサーであれば、誰しもがアンデスピューテッドを目指す。それを目指して来られてるということは何よりも特別なこと」と興奮気味。時折笑顔も見せるなど終始リラックスした様子で報道陣に対応した。

 スーパーバンタム級でWBO2位、WBA6位、IBF、WBC7位のドヘニーは18年8月、プロ20戦目で岩佐亮佑(セレス)に判定勝ちしてIBF王座を獲得。19年1月には高橋竜平(横浜光)を11回TKOで下して初防衛に成功。同年4月にWBA王者ダニエル・ローマン(米国)との王座統一戦に敗れ陥落したが、再起後は23年6月に中嶋一輝(大橋)に4回TKO勝ちしてWBOアジア・パシフィック同級王者となり、世界戦線に再浮上。現在3連続KO勝利中と勢いに乗ってる。

 それでも次戦の戦前予想では井上尚圧倒的優位の声も多い。本人ももちろんその自覚はあるようだが「もちろん分かっているが、今回はアンディスピューテッド(4団体統一)タイトル挑戦でやる気は満々。アンダードッグ(かませ犬)であることは過去には何度もあったし、それを覆してここまで来ているので何も心配ない」と番狂わせへ気合十分。

 アイルランド出身でオーストラリア在住ながら、18年の岩佐戦以来という米マサチューセッツ州スプリングフィールドで約10週間の合宿を積んできた。試合に集中するために家族と離れて自らを追い込み「ストレスや邪魔が入ることがなく、睡眠、食事、ボクシングの練習だけに集中する環境にした」とうなずいた。

 井上尚については「彼がこれだけ大金をかせぐボクサーであることはよく分かる。彼は全ての側面において素晴らしいボクサーだと思う」と話し「全てにおいてカバーできるような対策をしてきた。タフな試合になるだろう」と表情を引き締めていた。

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