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【バドミントン】シダマツ逆転負け4強逃す 志田「フィジカルきつかった」 松山は体調不良

スポニチアネックス / 2024年8月23日 19時59分

準々決勝で敗れ観客席に手を振る松山(左)と志田(撮影・郡司 修)

 バドミントンのジャパンオープンは23日に横浜アリーナで混合ダブルスの準々決勝が行われ、パリ五輪で銅メダルを獲得した志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は、岩永鈴、中西貴映組(BIPROGY)との日本勢対決に1―2で逆転負けし4強入りを逃した。

 第1ゲームは終盤まで競り合いになった。19―20と先にセットポイントを握られたが、志田のスマッシュでジュースに持ち込むと、粘って25―23で先取した。

 しかし第2ゲームは序盤のリードを守り切れず19―21で落とし、第3ゲームは序盤で7連続失点するなど前半で点差を付けられ、5連続得点で粘りを見せたものの18―21で失った。

 志田は「1ゲーム目も2ゲーム目も勝てる展開だったけど、ちょっとしたミスで取り切れなかった。ファイナル(第3ゲーム)はフィジカル的にきつかった」と振り返った。

 パリ五輪から蓄積した心身の疲労が影響した。松山は腹痛を訴え、試合後は体調不良のため取材対応を切り上げたほどだった。

 凱旋試合での優勝は叶わなかった。悔しさはあるが、志田は「今できることはやり切っての負け。オリンピックが終わって自分たちを知って下さる方が多い。しっかり休んで、また日本で試合をする時は成長した姿を見せたい」とうなずいた。

 「次の目標は明確にない。ここまで休まずに来たので、休めるところを休んで走り切れたらいい」と志田。27日開幕の韓国オープンにも参戦する予定だ。

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