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楽天・藤井聖“敵地無敗男”の本領発揮で復調8勝目「大敗が続いていたので今度こそはという強い思いで」

スポニチアネックス / 2024年8月23日 21時58分

<西・楽>試合後、笑顔でポーズする藤井 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 楽天ー西武(2024年8月23日 ベルーナD)

 楽天の藤井聖投手(27)は23日、西武戦(ベルーナD)に今季16度目の先発登板。6回を投げ切り92球3安打無失点と力投を見せ今季8勝目を挙げた。

 2020年ドラフト3位入団でプロ4年目の藤井は、ここまでプロ通算10勝5敗。5敗は全て本拠でのもので、ここまで敵地無敗を継続。この日も“敵地無敗男”の本領を発揮した。

 台風で登板予定が流れ、8日の日本ハム戦以来15日ぶりの登板となった藤井は、試合後「大敗が続いていたので、今度こそはという強い思いで臨みました」とこの試合に懸ける思いを明かした。

 “敵地無敗男”の理由を尋ねられると「自分的には特にないんですけど、たまたま結果がそうなっていると思います」と謙虚な姿勢を貫いた。

 今季8勝目も、目指すは2桁勝利。「(同じ左腕の)早川と、同期の内と切磋琢磨しながら日々過ごしています」と語った。藤井の復調でチームも4連勝で再び貯金生活に突入。この日オリックスに競り負けた3位・ロッテとの差を縮めたチームは、連勝街道を突き進み、まずはAクラスを目指す。

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