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巨人・杉内コーチ「もう一回ちょっとやり直してこいと」 西舘は2軍で再調整へ

スポニチアネックス / 2024年8月23日 22時34分

<巨・中>降板後、ベンチから試合を見つめる西舘(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2―8中日(2024年8月23日 東京D)

 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が8失点大敗を喫した中日戦後に報道陣の取材に対応。ドラフト1位ルーキー、西舘勇陽投手(22=中大)の登録抹消を明言した。

 西舘はこの日、出場選手登録され、同日の中日戦(東京D)でプロ初先発。だが、初回に安打と連続四球で2死満塁のピンチを招いて2点先制を許すと、その裏、味方打線にすぐさま追いついてもらうも4回に勝ち越しを許して5回にももう1失点。5回6安打4失点で今季3敗目(1勝)を喫した。

 試合後、西舘について聞かれた杉内コーチは「初回から飛ばしてくれたんですけどね。やっぱり全力で投げるなかで制球できてないんで、球数も増えるし、2軍のバッターとは違うんでね、やっぱ1軍は簡単に三振してくれないんで。多分2軍だったらね、カウントつくるまでに軽く投げて、カウントつくって、追い込んだら力入れて投げて。映像ではそういうふうに見えたんですけど、やっぱ1軍だとそのカウントをつくる段階でも打たれてしまうから、やっぱり本人にも言いましたけど、やっぱり100パーセントに近い力で投げてって制球できるように、というのはちょっと本人にも言いましたけどね」とまずはコメント。

 「ボールはやっぱ強いし、やっぱ案の定、初回飛ばないじゃないですか、前には。飛ばないけど、空振り取れない。で、変化球がやっぱゾーン内に甘く入るから、それも多分ファウルにされて、自分を苦しくしてるんでしょうけど、勝負球ってのは多分本人も分かってるはずなんでね、空振り取れる変化球があれば、真っすぐはもっと生きると思うし、そんなかでやっぱ腕振ってしっかりストライクゾーン内に制球できる真っすぐと変化球があれば、とは思いますけどね。軽く投げるとね、やっぱスケールがちっちゃくなるから、どうしてもね。魅力あるピッチャーなんで」と続けた。

 そのあたりは1軍の試合で投げて磨くしかないが、「1軍でやっぱり結果出さないとね。2軍で抑えても全くお金になんないしね。そこは多分本人もそれは感じてるんじゃないですかね」と杉内コーチ。

 そして、次回以降の登板も1軍か?という質問には「ないです。いったん、もう一回ちょっとやり直してこいとは伝えてます」と2軍での再調整を命じたことを明かした。

 ただ、1軍で19ホールドをマークするなど中継ぎで結果を残し、2軍調整を経て満を持しての1軍初先発。期待しているからこその先発挑戦で、「1カ月近く先発調整してもらって、まだ若いんでね、中継ぎでも先発でも両方できるよっていうピッチャーだと思うし、今日はやられましたけど、また次ね、チャンスがあるんだったら、そん時はもっと変わった姿が見られるといいですね」と期待を込めて話していた。

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