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ソフトバンク・正木 延長10回に“右打者無双”宮西撃ちの決勝弾 今季最大5点差ひっくり返した!

スポニチアネックス / 2024年8月24日 5時48分

<日・ソ>10回、ソロを放つ正木(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク6-5日本ハム(2024年8月23日 エスコンF)

 首位・ソフトバンクは23日、2位・日本ハムに6―5で逆転勝ちした。正木智也外野手(24)が5―5の延長10回に決勝の中越え3号ソロ。0―5の4回には栗原陵矢内野手(28)と山川穂高内野手(32)が2者連続アーチを放つなど一気に同点に追いつき、延長で激闘にケリをつけた。5点差逆転は8年ぶり。チームは連敗を2で止め、優勝へのマジックを21とした。

 延長10回に正木が決めた。5―5で迎えた1死走者なしの場面。日本ハム7番手・宮西の直球を振り抜いた。

 「手応えは完璧でしたが、入るか入らないかは分からなかった。“入ってくれ”と思って走ってました」。捉えた打球はバックスクリーン左へ。5回以降は両軍無得点のまま進んだ試合に終止符を打つ3号決勝アーチとなった。

 相手の宮西は今季右打者に対して18打数無安打に抑えていた。打席に向かう前には村松打撃コーチに「初ヒットを打ってきます!」と宣言して最高の結果を出した。この日は今季初のDHでスタメン出場だった。打者一巡の攻撃となった4回にも左翼への二塁打を放ち、バットでチームの勝利に貢献した。

 移動日でオフだった前日22日は有意義に時間を使った。川村、三浦とジンギスカンを食べてリフレッシュ。また、日本ハム投手陣の映像を何度もチェックし、自身の打撃の映像も確認。「自分の映像を見て振り切れてない打席が多かった。回転不足だなと思い、思いっきり振ろうと5打席全部いきました」。

 今季は小久保監督をして「日本でトップのバッター」と評する近藤の後の6番を主に任されている。着実に成長した打撃でチームの得点力を上げている。指揮官の見る目も以前よりも上に置かれている。「あそこは3ボール1ストライクから長打を狙ってくれていい場面。ああいう打撃を続けるというか、そこの欲がなかったら飯を食えないので」と話した。

 北の大地では何かと印象深い活躍を見せてきた。プロ1年目の2022年8月28日の日本ハム戦では、当時の札幌ドームで初の猛打賞となる4安打1本塁打の大活躍。さらに今年の6月30日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では3安打1打点の活躍で今季初の猛打賞を記録した。

 連敗で迎えた大事な2位・日本ハムとの敵地3連戦の初戦。背番号31が頼もしい活躍でチームの優勝マジックは21となった。(木下 大一)

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