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阪神・佐藤輝、球団初!新人から4年連続50打点 得点圏で「打てているのはいいことだと」 

スポニチアネックス / 2024年8月24日 5時15分

<広・神> 初回、佐藤輝は先制の適時三塁打を放つ (撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 阪神3-1広島(2024年8月23日 マツダ)

 虎の4番が新たな歴史に名を刻んだ――。佐藤輝が初回2死三塁で決勝の先制三塁打を放った。過去5打数4安打とカモにしていた左腕・玉村の初球の144キロ直球をすくい上げ、微風に押されて中堅フェンスを直撃。今季10度目の勝利打点を叩き出した。

 「風にも助けられた。先制という意味では大きかった。初回からいい入りができた」

 2死無走者から右中間三塁打で突破口を開いた「アイブラック兄弟」の弟・森下を本塁へ迎え入れる快打。機先を制する一撃で今季49打点目を生んだ。

 「遥人さんを援護するタイムリーを打つことができてよかった」

 3回に右手に当たった死球を挟み、節目の快音は、是が非でも追加点がほしい場面で響いた。2―0の5回だ。先頭・近本の二塁内野安打を皮切りに2死二塁とし、再び玉村の直球を一閃(いっせん)。白球は必死に追走する末包のはるか先ではずんだ。右翼線への適時二塁打で節目の50打点に到達。新人だった21年から4年連続の大台は球団初。「まあ…はい」と素っ気ないが、現監督の岡田彰布ですら3年で途切れた数字を、あっさりと更新した。

 「そこ(得点圏)で打てているのはいいことだと思う。みんなで打って点を取りたい」

 2本の“適時長打”で得点圏打率・348に上げ、同僚の大山、森下を一気にかわしてリーグトップに立った。猛虎勢3人で上位を占める勝負強さ。1、2番の出塁を、中軸が得点へ結びつける形が8月終盤に差しかかって機能してきた。広島、巨人から少し離れ、崩れかけた“3強”の構図へ再び戻すだけの力はある。

 広島との直接対決の初戦を取り、2カード連続の先勝。「最高の結果じゃないですか」。満足そうにうなずいた。まずは4差へ一歩接近。一気に詰めるには3連勝しかない。 (八木 勇磨)

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