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日本ハム・伏見が「東海大学DAY」で先制打の東海大打法

スポニチアネックス / 2024年8月24日 6時0分

<日・ソ>2回、先制打を放つ伏見(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム5-6ソフトバンク(2024年8月23日 エスコンF)

 日本ハムの伏見寅威捕手(34)が23日、ソフトバンク戦に「8番・捕手」で2試合ぶりの先発マスクをかぶり、貴重な先制打を放った。0―0の2回1死満塁で、相手先発・有原航平投手(32)から左前に運んだ。試合は惜しくも接戦を落としたが、守備でも延長10回まで7投手をリードし、「東海大学DAY」と題して開催された中で、東海大出身の道産子が躍動した。

 東海の血が騒ぐ。この日は「東海大学DAY」と題して開催し、多くの同大関係者が来場した。東海大四(現東海大札幌)、東海大を経てプロの門を叩いた伏見が後輩たちの前で躍動した。

 「東海大学DAYというのも分かっていたし、後輩がたくさん来ていたから、先輩としていいところが見せられて少しは良かったかなと思います」

 0―0の2回1死満塁だ。「打ったのはストレート。東海大打法!」と自身で命名した打法が火を噴いた。有原の初球149キロ直球を振り抜くと、遊撃手・今宮のグラブをかすめながら左前に運んだ。首位ソフトバンクを相手に先制適時打を放ち、存在感を示した。

 左脇腹の違和感で大事を取り、16日からのオリックス3連戦を欠場。しかし、5試合ぶりに先発マスクをかぶった21日のロッテ戦では効果的な2安打をマーク。新庄監督は「ケガの功名ということ。力を入れないようにするから、タイミングを合わせるだけ。ボールがよく見えるらしい」と、絶賛していた打撃が、またも威力を発揮した。

 先月27日には、東海大札幌を長年率いた大脇英徳監督(49)が退任。伏見にとって母校の恩師であり、捕手の礎を築いてくれた恩人でもある。NTT東日本時代に捕手だった指揮官から一から学び「大脇先生の教えは今も生きている」と話していただけに、「東海大学DAY」に燃えないはずがなかった。試合は延長の末に、ソフトバンク3連戦の初戦を落とした。チームの連勝も3でストップしたが、勝負どころのシーズン終盤でこそ、ベテランの力は必要だ。

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