中日・福谷、458日ぶり勝った 今季初先発初勝利「みんなが打ってくれた結果。自分の仕事は最低限」

＜巨・中＞今季初勝利を喜ぶ福谷　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　中日8－2巨人（2024年8月23日　東京D）

　中日・福谷が6回2失点に抑え、昨年5月23日の広島戦以来、458日ぶりの白星をつかんだ。

　「みんなが打ってくれた結果なので、自分の仕事は最低限です」

　12年目の今季は4月に2度の救援登板があっただけで2軍待機。先発マウンドは昨年7月12日のヤクルト戦以来だった。初回2点から立て直してスライダーやツーシームなどで要所を締め、「いつも最後だと思って投げている。それが今日の試合につながってよかった」と振り返った。

　≪岡林2年ぶり１試合4安打≫打線をけん引したのは岡林だ。22年9月30日のDeNA戦以来の1試合4安打を放ち、2試合連続となる2桁14安打8得点を演出した。29試合連続安打で球団記録を更新した昨季から一転、今季は右肩痛で出遅れた影響もあって不振。「今日打ったからといって、明日がダメなら…。明日の1打席目が大事になる」と力を込めた。