巨人連敗…阿部監督は就任後初の会見なし 初先発・西舘は5回4失点で2軍再調整「テンポ良くなかった」

＜巨・中＞7回、ベンチから戦況を見守る阿部監督（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人2－8中日（2024年8月23日　東京D）

　巨人は5位中日に大敗し手痛い2連敗となり、阿部監督は就任後、初めて試合後の会見に姿を見せなかった。

　プロ初先発したドラフト1位・西舘が5回6安打4失点、奪った三振はわずか1個だった。初回に37球を要して2安打2四球で2失点。救援だった6月28日以来の1軍マウンドで「テンポとしても良くなかったし、攻撃につながるような投球ではなかった」と肩を落とした。打線が初回に2得点で同点としたが、4、5回には先頭の出塁から失点を重ねた。

　杉内投手チーフコーチは「全力で投げる中で制球できないと。1軍の打者は簡単に三振してくれない」。西舘は2軍での再調整が決まった。首位広島が敗れゲーム差は2のままだったことが救いだった。　（川島　毅洋）