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松山英樹が棄権 BMW選手権好発進も第2R前に腰痛で

スポニチアネックス / 2024年8月24日 4時47分

BMW選手権を棄権した松山英樹(AP)

 ◇米男子ゴルフツアーBMW選手権(2024年8月23日 米コロラド州 キャッスルパインズGC=8130ヤード、パー72)

 年間王者の座を懸けたプレーオフシリーズの第2戦が開幕。前週の初戦を制した松山英樹(32=LEXUS)は6バーディー、1ボギーの67をマークし、5アンダーの2位。首位と1打差の好発進したものの、23日(日本時間24日)の第2ラウンド開始前に腰痛のため棄権した。29日に開幕する同シリーズ最終戦に向けても影響がありそうだ。

(初日体調不良訴え/) 初日の2位発進から一転、思わぬ結末となった。大会主催者は23日、松山が腰痛を訴え第2ラウンド開始前に棄権したと発表した。

 前日は4番で22メートルのバーディーパットをカップに沈めて3連続バーディーをマークするなど、プレーオフシリーズ2週連続優勝に向けて好位置で滑り出したが、実は体調不良を訴えていた。朝から風邪気味で、コース入りしてからも体のケアを入念に行い、ショット調整は軽め。前週に発症した腰痛も治っていないようでストレッチする姿も見られた。また雷の接近により18番の途中でプレーが3時間以上中断。長い一日を終えると疲労をにじませ、足早にコースを後にした。

 帰ってきた相棒の支えもあった。パリ五輪後、ロンドン滞在中にパスポートを盗まれて一時帰国していた早藤将太キャディーが今週から復帰し、シーズン佳境の大一番に息の合ったコンビで臨んでいた。

 プレーオフシリーズ第3戦の勝者が、今季No・1プレーヤーの称号を得る。鍵を握るのが今大会までのポイントランキングに応じて与えられるハンデ。前週優勝で8位から3位へ大きく順位を上げた松山は、今大会の結果次第で2位シャウフェレを逆転できる可能性があったが、棄権で消えた。

 「(最終戦の)打数を少しでも減らしていけるようにしたい」と語っていた松山。2週連続Vを果たせば、自身初の年間王座へ近づくことになるはずだったが一転、腰の回復次第では最終戦出場にも暗雲が漂ってきた。

 ▽プレーオフシリーズ 07年から始まり、今年で18回目を迎える年間王者を決める戦い。レギュラーシーズンの「フェデックスカップ・ポイント」のランキング上位70人のみが出場できる。3試合で構成され第2戦は50人、最終戦は30人と絞られる。最終戦はランキングに応じたハンディキャップ制(1位は10アンダー、2位は8アンダー、3位は7アンダーからスタート)で優勝者が年間王者となり、2500万ドル(約37億円)のビッグボーナス、5年のツアーシードが付与される。初代王者はタイガー・ウッズ(米国)で、最多はロリー・マキロイ(英国)の3回。

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