大谷翔平 史上最速40－40達成なるか レイズ戦「1番・DH」で先発 髪すっきりさせてキャッチボール

試合前のキャッチボール中に笑顔を見せるドジャース・大谷（撮影・西尾　大助）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が23日（日本時間24日）、本拠地でのレイズ戦に「1番・DH」でスタメン出場することが発表された。

　あと1本塁打＆1盗塁に迫っているメジャー史上6人目の「40―40（40本塁打＆40盗塁）」を懸けて、レイズ、オリオールズとの6試合に臨む。この日が大谷の出場126試合目。この日のレイズ戦で達成すれば、2006年アルフォンソ・ソリアーノ（当時ナショナルズ）の147試合目を大幅に更新する史上最速での記録達成となる。

　試合前は前カードから髪をさっぱりさせた姿で登場。この日はキャッチボールで捕手を座らせることはなく、約30メートルの距離で直球のみを投じた。

　21日（同22日）のマリナーズ戦で本塁打数と同じ39個目の盗塁に成功。大台到達にダブル王手をかけた。

　8月は7本塁打の一方で打率・198と不振に苦しんだが、21日の試合後にはデーブ・ロバーツ監督が「翔平は素晴らしかった」と復調を示唆している。

　ホームで偉業達成の期待が膨らむ中、球団SNSは22日（同23日）に、28日（同29日）のオリオールズ戦で先着4万人に配布される大谷と愛犬デコピンのボブルヘッド人形を公開した。