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大谷翔平 唯一無二の「40―40」 最速、初の同日達成、自身初サヨナラ弾など記録ずくめ

スポニチアネックス / 2024年8月24日 14時19分

5回に同点3ランを放ったE・ヘルナンデス(右から2人目)を祝福するドジャース・大谷(左から2人目) (撮影・西尾 大助)

 ◇インター・リーグ ドジャースーレイズ(2024年8月23日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で遊撃への内野安打を放ち、その後に二盗に成功。今季40盗塁目を記録すると、3―3の9回2死満塁の場面で右中間に40号サヨナラ本塁打を放ち、メジャー史上6人目となる「40本塁打、40盗塁」を達成した。

 126試合目での「40―40」は、06年のソリアーノ(ナショナルズ)の147試合を21試合も上回る史上最速での達成となった。

 スピードが突出しているだけではない。数々の「記録」がちりばめられた大記録だった。「40―40」は過去5人が達成しているが、40盗塁と40本塁打を同日に達成したのは大谷が初めて。さらに日米を通じて初めてのサヨナラ弾。満塁弾はメジャー移籍後3本目だった。

 大谷は達成した偉業を「それ自体が目的になるというより、勝つための手段として一つ、そういった記録がつくれたことは大きいこと」と振り返った。勝利を積み重ねていくその先に、前人未到の「50―50」がある。

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