大谷翔平の記念球キャッチミスで頭抱える観客にネットも同情 かまいたち濱家も「お酒奢ってあげたいな」

試合後、取材に応じるドジャース・大谷（撮影・笹田　幸嗣通信員）

　◇インターリーグ　ドジャース7－3レイズ（2024年8月23日　ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が23日（日本時間24日）、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で遊撃への内野安打を放ち、その後に二盗に成功。今季40盗塁目を記録すると、3―3の9回2死満塁の場面で右中間に40号サヨナラ本塁打を放ち、メジャー史上6人目となる「40本塁打、40盗塁」を達成した。

　126試合目での「40―40」は、06年のソリアーノ（ナショナルズ）の147試合を21試合も上回る史上最速での達成となった。

　大谷と同様に注目を浴びたのは「記念球」を捕球し損ねた、ドジャースの帽子をかぶったファンだった。右中間席に座る長髪の男性が本塁打の捕球態勢に入ったが、グラブに当てて、白球はグラウンドへとポロリ。大きく頭を抱えて悔やしがる姿は何度も映像で映し出された。

　捕球していれば、莫大な価値が付くことが決定的なだけに、逃した魚は大きすぎる結果に…。X（旧ツイッター）ではアンラッキーな男性への同情の声が強くなるばかり。「かまいたち」の濱家隆一は「あのホームランボールを取り損ねたお客さんにお酒奢ってあげたいな」と投稿。他にも「一生後悔するよな」「ホームランボールを取り損なったおじさんが気の毒すぎる」「逸した大記念ホームランボール　これは頭抱えますわ」「ん千万円もするであろうボールが転がっていく光景を見て…かなりショックだろうね…」などの声であふれた。