関脇・阿炎が急性腰痛を発症「立った時に…」土俵入り直前のアクシデント 夏巡業最終日は休場へ

阿炎

　大相撲夏巡業が24日、神奈川県座間市のスカイアリーナ座間で行われた。

　関脇・阿炎（30＝錣山部屋）が腰痛で巡業を離脱するアクシデントに見舞われた。この日朝から腰痛を訴えており、土俵での稽古には参加せず。土俵入りと取組は行う予定だったが、土俵入りの直前にぎっくり腰を発症した。「もともと痛かったけど、立った時に（痛みが）きた」。支度部屋でうつ伏せの状態から起き上がる瞬間に痛みが走ったという。

　巡業部副部長の若松親方（元幕内・朝乃若）は「クーラーで冷えて固まってしまうのと（長時間の）バス移動の影響もあるでしょう」と説明。夏巡業最終日となる25日の横須賀場所は休場する予定という。秋場所（9月8日初日、東京・両国国技館）まで約2週間。4場所連続勝ち越し中の関脇だが、今後の調整が心配される。