異例3人のロコ・ソラーレ 延長制して4連覇へ4強入り！この日3試合目となる準決勝は1時間後

ロコ・ソラーレの藤沢五月（24年2月、代表撮影）

　カーリングのアドヴィックスカップ第3日は24日、北海道のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われ、五輪2大会連続メダルで4連覇を狙うロコ・ソラーレは、決勝トーナメント1回戦で北海道銀行を5－4で下して準決勝に進出した。

　チームによると、リードの吉田夕梨花が「術後、間もないこともあり、大事をとって」欠場。手術箇所などの詳細は明らかにしていない。今大会は鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月の3人で臨んでいる。

　本来は2投ずつ4人がストーンを投じるが、鈴木と吉田知が3投、藤沢が2投となった。この日は午前10時30分から1次リーグ最終戦で勝利。試合終了から約80分後に北海道銀行戦と過酷なスケジュールとなった。

　第2エンド（E）に1点先制した後、3～5Eは両チーム無得点のブランクエンドとなるロースコアの展開。4―2で迎えた第8Eに2点奪われて延長戦に突入したが、第9Eで勝負を決めた。

　この試合が終わったのは午後4時56分。午後6時からは準決勝でフォルティウスと対戦。3人で一日3試合という厳しい状況を打破できるか。