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大谷翔平 本塁打最多選手の40盗塁以上は“デッドボール”時代以来112年ぶり 現代野球では異例の記録

スポニチアネックス / 2024年8月24日 17時20分

<ドジャース・レイズ>9回、サヨナラ満塁本塁打となる40号を放ち、雄叫びをあげるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース7―3レイズ(2024年8月23日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で遊撃への内野安打を放ち、連続試合安打を6に伸ばした。その後、二盗を成功させ、今季40盗塁に到達した。日本選手の40盗塁到達はイチロー(マリナーズなど)に次いで2人目となった。第5打席で4試合ぶりの一発とする今季40号サヨナラ弾を放ち、メジャー史上6人目、史上最速126試合目での40本塁打&40盗塁を達成した。

 大谷が漫画以上のストーリーを描いた。3―3で迎えた9回2死満塁。大谷が左腕ポシェのスライダーを右中間へ打ち上げ、劇的なサヨナラ満塁弾。ファンは大熱狂に包まれた。サヨナラ弾は日米通じて初めてとなった。

 大谷はこれでいずれも年間50本塁打、50盗塁ペースに乗せた。両方50台ペースに乗せるのがこの日が初めて。45本塁打&45盗塁でも史上初となるが、前人未踏の50―50到達なるかにも注目が集まる。50本塁打以上の最多盗塁は1955年のウィリー・メイズ(51本塁打)、2007年のアレックス・ロドリゲス(54本塁打)の24盗塁となっている。また、過去の40―40クラブメンバーで合計が最多だったのはロドリゲスの42本塁打、46盗塁が最多だ。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXで、所属するリーグの本塁打最多選手が40盗塁以上を記録したのは1900年以降では5人目と投稿。過去に記録したのは、1903年のジミー・シェッカード(67盗塁、9本塁打)、1909年のレッド・マーレイ(49盗塁、7本塁打)、1909年タイ・カッブ(78盗塁、9本塁打)、1912年のトリス・スピーカー(52盗塁、10本塁打)の4人だ。いずれもボールをボロボロになるまで使い続けた“デッド(飛ばない)ボール”時代の選手で、現代野球では驚異の記録となった。

 また、ラングス記者はこのままリーグ最多本塁打とリーグ2位の盗塁数をマークする大谷が両部門でリーグ2位以上をキープすれば、1908年のホーナス・ワグナー、1909年のタイ・カッブ以来3人目という記録も紹介した。

 大谷は21日のマリナーズ戦で39個目の盗塁に成功。大台到達にダブル王手をかけた。この日が大谷の出場126試合目で、2006年アルフォンソ・ソリアーノ(当時ナショナルズ)の147試合目を大幅に更新する史上最速での記録達成となった。

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