米著名ジャズギタリストが日本公演中に急死 ラッセル・マローンさん、60歳 22日の公演翌日に…

ブルーノート東京公式X（＠BlueNoteTokyo）から

　ジャズギタリストのラッセル・マローンさんが23日に死去した。60歳。22日までライブに出演していたジャズクラブ「ブルーノート東京」や、出演予定だった各会場が24日に相次いで追悼した。

　ブルーノートは24日に公式Xで「8月20日(火)から8月22日(木)まで『ロン・カーター　ゴールデン・ストライカー・トリオ』公演に出演されていたラッセル・マローン氏が逝去されました。心よりお悔やみを申し上げます」と伝えた。

　トリオは日本ツアーで来日。24日に公演予定の高崎芸術劇場はXで、マローンさんが23日に死去したことを伝え、演者の変更を発表。また、25日に公演予定の「コットンクラブ」もXで追悼した。

　マローンさんは、1995年から1999年にかけてダイアナ・クラール・トリオのギタリストを務め、参加したアルバムがグラミー賞にノミネートされたほか、「現代ジャズギターの最高峰」との呼び声も高く、90年代以降を代表する名手として知られた。

　日本にもファンが多く、演歌歌手・神野美伽は自身のブログで「21日ブルーノートでライブを見たばかりロンカータートリオで来日中だったギタリストのラッセル・マローン氏がお亡くなりになられたと。ライブでは笑顔でプレイして、お元気そうだったのに。ご冥福をお祈りします」と追悼した。