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巨人の“救世主”浅野は直近5戦で打率.550、5打点 2安打したあとにトイレで稼いだ“神様ポイント”

スポニチアネックス / 2024年8月24日 18時53分

<巨・中>4安打の浅野はお立ち台の上で盛大に記念撮影 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人6―2中日(2024年8月24日 東京D)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が24日の中日戦(東京D)でプロ初の2番に起用され、初回の先制2号ソロから一気にプロ初の猛打賞となる4安打2打点と大活躍。快勝の原動力となった。

 相手先発右腕・柳に対して初回の第1打席で7試合ぶり一発となる先制の2号ソロを左中間スタンドへ放つと、5回の第3打席では左中間を破る今季3本目の二塁打。6回の第4打席で相手3番手右腕・藤嶋から中前適時打を放ってプロ初の猛打賞達成となった。

 第1打席から本塁打、三振、二塁打、単打で、8回の4安打目が三塁打なら2008年9月3日の広島戦(京セラD)で達成した小笠原道大以来16年ぶりとなる巨人選手のサイクル安打だったが、左翼線を抜ける二塁打であと一歩届かず。だが、まさに救世主にふさわしい大活躍だった。

 試合後、大歓声に包まれながらお立ち台に上がった19歳のヒーロー。8回の第5打席でサイクル安打への意識があったのか問われると「いや、打つことに必死だったので、そこはあんまり考えてなかったです」と爽やかな表情。打球は左翼線を抜けていったが、その瞬間については「4安打目だったので。ヨッシャー!と思って走ってました」と19歳らしく喜びを表現した。

 プロ通算36試合目にして初となる猛打賞が一気に4安打。これについては「そうですね…。最近あの…いい形で打ててると思うので、また打てるように頑張りたいなと思ってます」と控えめながらも頼もしい。

 プロ初の2番起用だったが、「1打席目でホームラン打てると思ってなかったので、それはあの…そのあとのバッティングにつながったんじゃないかなと思います」という浅野。本塁打を放ったあとも全力疾走で、一塁ベースを回ってスタンドインを確認してからようやく少しペースダウンしたが、笑顔なきままダイヤモンドを一周した。

 「まだ初回だったので。気を抜いてたら逆転されると思ったので。回ってる時は喜ばずに…はい、回ってました」。

 3―0で迎えた6回の適時打については「まだ点がほしい場面だったので。二塁ランナーが門脇さんだったので、ヒット打てばかえってきてくれるなと思ってヒットを狙いました」。

 これで、20日の広島戦(東京D)から5試合連続安打となり、直近5試合の打撃成績は20打数11安打の打率.550、1本塁打、5打点と驚異的な数字だ。

 それでも、自身の打撃好調の要因を聞かれると、困ったように何度も舌を出しながら左手を後頭部に手をやり、「要因か…」と小声で言って苦笑い。

 なかなか言葉が出て来ず、インタビュアーから「ちょっと難しい質問をしてしまったでしょうか」と水を向けられ、スタンドが初々しい19歳の姿にほっこりしていると、ようやく「要因は…ちょっと分からないんですけど。2本目ヒット打ったあとにトイレでトイレットペーパーをひらった(拾った)ので3本目が打てたんじゃないかなと思います」と試合中にしっかり稼いでいた“神様ポイント”を自ら明かしてスタンドを沸かせていた。

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