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巨人・井上温大 阿部監督の“愛のムチ”に「厳しいことを言ってくれるのは自分にとって必要なこと」

スポニチアネックス / 2024年8月24日 19時11分

<巨・中>7勝目を挙げた井上(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人6―2中日(2024年8月24日 東京D)

 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が24日の中日戦(東京D)で今季11度目の先発登板。ブライトに一発を浴びただけの7回途中6安打2失点と好投し、自身初の5連勝となる今季7勝目(4敗)をマークした。

 7勝は11勝の菅野、9勝の戸郷、8勝の山崎伊に次いでチーム4番目の勝ち星。中日戦は今季3戦3勝となった。

 だが、期待が大きいだけに阿部慎之助監督(45)はあえて厳しい言葉を口にした。

 4―0で迎えた7回のマウンドだった。先頭の7番・村松の打球が一塁ベースに当たって大きくハネ上がった。

 一塁手の岡本和が必死に打球を処理したが、井上のベースカバーが少し遅れて内野安打に。1死後、代打・ブライトに甘く入った低め直球を左越え1号2ランとされて2点差に迫られた。

 ここで投手交代を告げた阿部監督。試合後、井上好投について聞かれると、「カバーリングもできないピッチャーですからね。そこで罰(ばち)が当たって、ホームラン打たれたんじゃないですかね、はい」と怒りの表情だった。

 井上との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――登板を振り返って。

 「先制点を与えないことと、先頭を切ることをテーマに上がった。先制点を与えないことはクリアできた」

 ――良かったところは。

 「低め、低めに集められたこと。長打もホームランが出たんですけど、単打で終われていたので」

 ――7回、ブライトに一発。

 「ちょっと簡単にいってしまった。(投手コーチの)内海さんからも(言われたが)、4―0だったのでチームは勝ったんですけど、あれがもし2―0とかだったら同点になって勝ちがつかなくなってしまって、そのホームランがこの先も頭に残るボールになってしまうので、ああいう場面でより集中して投げるべきだなと思いました」

 ――走者が出ても落ち着いている。

 「走者が出てからも、今までは少し慌てていたんですけど、走者が出てもバッターをどうやって打ち取るかまで頭に入れて試合に臨んでいるので、バタバタせずに勝負できているかなと思います。勝ち星は自分の凄い自信になるので、強気にいけるというか、そういうのはありますね」

 ――これで5連勝。

 「たまたまだと思うので、そこは関係なく1試合1試合登板できていることが自分のなかで大きいので、1試合1試合全力で投げることが必要だと思う」

 ――中日戦は3戦3勝。

 「相手のバッターの特徴を頭にしっかり入れながら、前回抑えているイメージもあるので、いいイメージで投げられている。ここ一番で勝たなきゃいけないとかは自分のなかで思っていなくて、毎試合同じ気持ちで臨んでいるので、その結果が勝てたかなという感じです」

 ――10勝は目標。

 「もちろん目標にはするんですけど、そんなの関係なく1試合1試合という気持ちで投げています」

 ――阿部監督はベースカバーのことを。

 「自分の左側に飛んだ打球は全部行くつもりでいつもやっているんですけど、ああいうアウト1個取れたかもしれないというのがあるので、より意識してやりたいなと思います」

 ――期待の裏返しで厳しいことも。

 「厳しいことを言ってくれるのは自分にとって必要なことなので、そこはしっかり反省して次にやっていけたらと思います」

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