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亀田和毅「最後は気持ちしかなかった」ガス欠気味もハートで押し切り世界切符

スポニチアネックス / 2024年8月24日 21時45分

試合後、写真に納まる(左から)亀田和毅の長男・望有、和毅、和毅の二男・有里、史郎トレーナー、興毅プロモーター(撮影・亀井 直樹)

 ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.1」が24日、大阪府吹田市の大和アリーナで行われ、IBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦は元世界2階級制覇王者で同級3位の亀田和毅(TMK)が12回判定2―1(116―111、114―113、113―114)で同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)を下した。IBF王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権をつかんだ。

 終始、攻勢をかけて5回にはダウンを奪うなど父・史郎氏とのコンビで構築した攻撃的なスタイルを存分に披露した。

 「課題はいっぱいある。上下の打ち分けとか、12ラウンドを(戦うと)考えてなかったからスタミナが切れた。最後は気持ちしかなかった。前回(のドラミニとの対戦)とは全然違うスタイル。親父(史郎トレーナー)の言うことを聞いて、セコンドの言うことを聞いて、やった。見ているお客さんに“いい試合だった”と言ってもらえるような試合をしたい」

 また、入場時には長男の望有(のあ、4歳)さんが、和毅が「デビュー当時から入場曲として使っていた」曲を生で歌って盛り上げた。和毅は「望有の歌手デビュー。あれでスイッチがが入った。今日のヒーローは望有です」と優しい父の顔になっていた。

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