FC東京は敵地で京都に0―3完敗し5戦勝ちなし クラモフスキー監督「改善して前進していくことが大事」

＜京都・FC東京＞前半2分、福田と競り合うFC東京・長友（撮影・井垣　忠夫）

　◇明治安田J1リーグ第28節　FC東京0―3京都（2024年8月24日　サンガスタジアム　by　KYOCERA）

　FC東京は24日にアウェーで京都と対戦し、0―3で完敗を喫した。

　前半2分にCKから先制を許すと、同36分にも再びセットプレーから失点。反撃を試みた後半も開始5分に失点を重ねた。後半開始から長友に代わって左サイドバックに入った安斎が13分に脳振とうで退場するアクシデントもあったが、最後までいい流れをつくれなかった。

　これでチームは5戦勝ちなし（2分け3敗）。順位も暫定ながら9位に後退した。クラモスフキー監督は「ゴールに向けて危険な場面はつくれていたと思いますし、ポストに当たることが2度ありました。オフサイドになった得点もありました」と語り、チャンスはつくれていたと強調。

　一方で「最後の部分で自分たちがゴール前でもっとシャープにしなければいけなかった部分があった。京都はそういうところをしっかり決め切ったと思います」と決定力不足を指摘し、今後へ「現状は自分たちのいい方向に進んでいない。それを乗り越えていくには、しっかり改善して前進していくことが大事」と必死に前を向いた。