巨人OBが明かした松井秀喜の“不動心”ハプニングにも動じずホームラン「僕だったら試合どころじゃない」

巨人時代の松井秀喜

　巨人OBの清水隆行氏（50）が24日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」（土曜後5・00）に出演。元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏（50）の凄さが分かるエピソードを披露した。

　「何が凄いって技術、数字も凄いんですけど、それと同じくらい凄いのがメンタル」と清水氏。「動じない、一喜一憂しない。いっつも同じ」と続けた。

　そして、横浜スタジアムでの試合で起こったハプニングを紹介。「横浜スタジアムの駐車場は、上（の柱）が何カ所か飛び出してるところがあるんですけど、松井がバックで（車を）入れていたら、松井は大きい、車高の高い車に乗ってたんですけど、（後ろに）下げすぎて、後ろの窓ガラスがバーンって粉々になって割れたことがあった」。想像を絶する悲劇にスタジオも騒然となった。

　「イレギュラーな出来事。僕だったら試合どころじゃない」と清水氏は苦笑い。しかし、松井氏は違ったといい、「その日もいつも通り打席に立って、いつも通りホームラン打ってました」と松井氏の“不動心”を目の当たりにしたことを明かした。

　また、窓ガラスが割れた直後も「普通に（車を）止めた感じで降りてきた」と変わった様子を見せなかったとし、「ぶれないんですよ。何があっても変わらない。調子が良くてもテンション上がらないし、ゆったり球場入りする」と松井氏の凄さを熱弁していた。