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「光る君へ」吉高由里子「凄く近いのに凄く遠い関係に」まひろの出仕で新章「気持ちが爆発しないように…」

スポニチアネックス / 2024年8月25日 20時48分

大河ドラマ「光る君へ」第31話。まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)は月を見上げ…(C)NHK

 俳優の吉高由里子(36)が、NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8:00)で主人公・まひろ(紫式部)を演じている。藤原道長(柄本佑)との切ないラブストーリーは多くの視聴者の心を揺さぶっている。吉高は惹かれ合いながらもすれ違う2人の関係について、「恋愛を超えている次元」と語った。

<※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演となる。

 まひろと道長は幼い頃に出会って以来、時に惹かれ合い、時に深い悲しみを共有し、2人だけの絆を育んできた。吉高は、本音を胸にとどめる性格のまひろの思いを視線や息遣いで表現した。第10話「月夜の陰謀」(3月10日放送)の月光の下で肌を重ね合う官能的なシーンは大きな話題となった。第27話「宿縁の命」(7月14日放送)で2人は再会。まひろは夫がいるにも関わらず、吸い寄せられるかのように道長と抱き合った。

 まひろが道長の子供を出産する衝撃の展開について吉高は、「人間ですからね。そういうこともあるんじゃないかな」とあっけらかんと笑った。「ルールは平和であるためだけど、自分の感性の豊かさを削っていくものなのかなと思ったりもする。感性がむき出しに先行していた時代でそれはそれで美しいんじゃないかなと思います」。理屈抜きにあふれ出る思いを丁寧に演じている。

 第32話「誰がために書く」(8月25日放送)でまひろは「源氏物語」を書くために宮中に出仕。2人の関係は新たなフェーズに突入した。

 吉高は「一緒にいたい2人が一緒にいられる空間になった。凄く近いのに凄く遠い関係にもなってしまった」と明かした。目の前に最愛の人がいるにも関わらず、感情を表に出すわけにはいかない。「ひかれ合っているのはずっと変わらない。道長を思っている気持ちが爆発しないように一生懸命自分で蓋をして、箱から距離を取っている気持ちがある」と語った。

 「恋愛を超えている次元。拠り所なんですかね。お互い光と影の存在みたいな感じ。まひろが影の部分の時は道長が光っていて、まひろが光る時は道長が影で支えてくれている」。

 まひろにとっての「光る君」は道長で、道長にとっての「光る君」はまひろ。決して結ばれることはないが、ソウルメイトとしてお互いを照らしている。「まひろは道長の存在が生きがいなんじゃないかなと思っています。どうなりたいとかじゃなくて、道長が生きていることが自分の生きる生きがい。この世にいる理由という感じがしました」と思いを込めた。

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