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渋野日向子 失意の予選落ち「ここまでだとは。言葉が出ないです…」前週棄権の左股関節の影響は否定

スポニチアネックス / 2024年8月25日 2時0分

<全英女子ゴルフ2024第2日>18番、ホールアウトする渋野日向子(撮影・会津 智海)

 ◇米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン第2日(2024年8月23日 セントアンドリュース・オールドコース=6784ヤード、パー72)

 19年大会覇者の渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、7ボギーの78と巻き返せず、通算14オーバー、158の140位で2年連続の予選落ちとなった。通算12オーバー、154で予選落ちした20年を下回る大会自己ワーストスコアだった。72にまとめた西郷真央(22=島津製作所)が通算3アンダーの5位と好位置を維持し、世界ランク1位のネリー・コルダ(26=米国)が通算8アンダーの首位。日本勢19人のうち9人が決勝に進んだ。

 懸命に絞り出す声は震えていた。渋野にとって、聖地で行われる今大会はそれだけ大切な舞台だった。2日間で去る結果となり「何もできなかった。ここまでだとは思っていなかった。言葉が出ないです…」と悲痛な表情を浮かべた。

 初日に80を叩いて大きく出遅れ。巻き返しを期して1番で70センチに寄せるも、これが唯一のバーディーとなった。2日間とも風の強い時間帯に回る不運もあり、パーオン率は63・89%。前週に棄権を余儀なくされた左股関節の影響ははっきりと否定し「自分の調整不足」と自身を断じた。

 今季メジャー5戦が終わり、トップ10が2度。唯一の予選落ちが最も思い入れのある全英だった。「悔しいという一言で表せない。何もかも足りない」。この失意を残りシーズンの原動力に変える。

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