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ソフトバンク完敗でマジック足踏み「21」も…栗原が2戦連発“執念弾”で零敗阻止

スポニチアネックス / 2024年8月25日 5時47分

<日・ソ>9回、ソロを放つ栗原(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク1-6日本ハム(2024年8月24日 エスコンF)

 ソフトバンクの栗原陵矢内野手(28)が24日、日本ハム戦で2戦連発となる14号ソロを放った。チームは敗れて優勝マジック21で足踏みとなったものの、2位・日本ハムに対して意地の一発で零敗を阻止した。柳田悠岐外野手(35)の離脱以降、3番に座り強力打線の中核を担っている。62打点はリーグ単独3位。次こそはその一打でチームを勝利に導く。

 このままで終わるわけにはいかない。0―6の9回、栗原が意地の一発を放った。今季2度目となる2戦連続アーチで零敗を阻止した。

 日本ハムの先発・北山の前に完璧に抑えられる苦しい試合展開だった。8回まで散発3安打に抑えられて無得点。9回は1死後に打席が回ってきた。「自分のできることをという感じです。いつも同じ気持ちで打席に立つようにはしています」。気持ちを切らすことなく目の前の1打席に集中。2番手・マーフィーの154キロ直球を捉え、バックスクリーン左へ14号ソロを運んだ。

 前日23日の同カードでは5点ビハインドの4回に一挙5点の猛攻で同点に追いつき、最終的に逆転勝ちを収めた。口火を切ったのが栗原の一発だった。1試合平均4点を上回る12球団断トツの得点力を誇り、しぶとく畳みかける攻撃も持ち味の打線の中核として存在感を示している。

 直近2シーズンは故障に泣かされた。一昨年は左膝前十字じん帯断裂などの大けがで出場5試合に終わり、昨年は右手骨折でシーズン終盤に離脱した。完全復活を期して臨んだシーズン。本塁打数は昨季の13本を超えた。

 5月末に主砲・柳田が右半腱様筋損傷で離脱して以降「3番・三塁」が定位置になっている。4番・山川、5番・近藤とともにクリーンアップを形成。62打点は山川、ソト(ロッテ)に続く堂々のリーグ3位だ。その姿は復帰に向けて順調にリハビリを進めている柳田の目にも頼もしく映っている。「ずっと3番として出ている素晴らしい選手。ずっとこういう選手であり続けてほしい」とエールを送られた。

 栗原は3打席凡退に終わった北山との対戦を振り返り、「真っすぐが強かったと思いますし、変化球のコントロールも良かったと思う。丁寧に、自分のテンポというか、テンポ良く投げていましたし、そこをなかなか崩すことができなかったです」と話した。この悔しさはカード勝ち越しが懸かる25日の一戦にぶつける。 (木下 大一)

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