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今永昇太 日本投手9人目の1年目2桁勝利 相手の対応見て投球スタイル変更「戦略が成功して良かった」

スポニチアネックス / 2024年8月25日 8時24分

マーリンズ戦に先発したカブス・今永(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス14ー2マーリンズ(2024年8月24日 ローンデポ・パーク)

 カブスの今永昇太投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地でのマーリンズ戦に先発。思い出のマイアミで、7回4安打2失点と好投した。味方が大勝し、昨季のメッツ・千賀滉大に次ぐ日本投手9人目の1年目の2桁勝利をマークした。鈴木誠也外野手(29)は2本塁打を含む今季5度目の1試合3安打を放ち、今季最多タイ4打点をマークして今永を強力援護した。

 試合後、今永は「7回まで投げられたんですけど、もしこれが(昨季16勝で今季は4勝の)スティールとか(今季8勝の)タイロンだったら8回とか9回とな長いイニングを投げられたかもしれない。次回は長いイニングを投げられるようにしたい」とまずは反省を口にした。この日は相手のコンタクト率が高かったことには「早いカウントから振ってくるだろうなという予測はあった。強引なピッチングではなく、前に飛ばさせてアウトにするという戦略が成功して良かった」とうなずいた。

 スティールやタイロンと競争心があるかと問われると「競争心はないんですけど、ヘンドリックスともよくピッチングの話をする。先発として成功している人間の足跡をたどることがここで生き残るためには必要。そのために彼らの投球を見て勉強しています」と話した。

 カブスは初回にいきなり鈴木誠也が先制ソロ。2回には左翼ハップがダイビングキャッチし、今永は脱帽して感謝した。さらに3回にも鈴木が2打席連発となる18号2ランを放つなどバックの強力な援護を受けた。

 今永は3回まで無安打投球。4回、5回と続けてソロ本塁打を浴びたものの、5回まで62球で3安打のみとテンポの良い投球で進めた。打線は5回にアームストロングの2ランなどで4点、さらに7回には鈴木が右翼越え適時三塁打を放つなど3点の大量援護。今永は結局、7回を4安打2失点で10勝目の権利を持って降板した。

 マ軍の本拠地ローンデポ・パークではメジャー初登板だが、同球場は23年WBCの決勝が行われた場所で、侍ジャパンの一員だった今永は米国との決勝で先発マウンドに上がった思い出のスタジアムでもある。

 2桁勝利まで王手をかけるもここ2試合は足踏み。7日のツインズ戦で9勝目を挙げて以降、12日のガーディアンズ戦では5回7失点(自責3=勝ち負け付かず)、18日のブルージェイズ戦では5回1失点で負け投手となり、今回は3度目の正直だった。

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