MLB公式サイト 「40－40」達成の大谷翔平は「歴史に新たなページ」驚がく「肘の手術から…」

9回2死満塁でサヨナラ弾を放つドジャース・大谷（AP）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）は23日（日本時間24日）、レイズ戦で3―3の9回に日米通じて自身初のサヨナラ本塁打となる40号グランドスラムを放ち、メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁（40―40）」を達成した。日本選手のサヨナラ満塁弾も初めて。4回に今季40盗塁目の二盗に成功。出場126試合目、チーム129試合目は、ともに過去最速で、史上初の同日快挙到達となった。

　これを受けMLB公式サイトは25日までに「オオタニの40－40という歴史的偉業を深く掘り下げる」と題した記事を投稿した。

　記事を執筆した同サイトのサラ・ラングス記者は「ショウヘイ・オオタニは常に私たちを驚かせてやまない」と驚嘆。「肘の手術から回復中で、今シーズンは投手としてプレーできないにもかかわらず、彼はまたしても素晴らしい偉業を成し遂げた。シーズンで40本以上のホームランと40回以上の盗塁を記録したMLB史上6人目の選手となったのだ」と偉業を評した。

　続けて「単に40－40を達成だけでは満足せず、最も劇的な方法でそれを成し遂げた。サヨナラ満塁ホームランである」とドラマチックな快挙達成を祝福した。

　さらに「オオタニの驚異的なパフォーマンスは、彼がどれほど特別な選手であるかを改めて証明している」とした上で「その卓越した打撃力と走力により、彼はMLBの歴史に新たなページを刻み続けている」と締めくくった。