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大谷翔平 2戦連発41号2ラン放ち打点トップタイで2冠も…救援陣の乱調で今季3度目6連勝ならず

スポニチアネックス / 2024年8月25日 13時2分

5回、勝ち越し2ランを放ち右手を上げて喜ぶドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース8―9レイズ(2024年8月24日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で今季9度目の2戦連発とする41号2ランを放つなど、2安打2打点の活躍を見せた。前日のレイズ戦で劇的なサヨナラ満塁本塁打と1盗塁を決めて史上最速の出場126試合目で40本塁打&40盗塁を達成。一夜明けた試合で再び一発を放ち、史上初の45―45、50―50へ年間51本塁打ペースとした。しかし、チームは9回に同点に追いつかれると、タイブレークの延長10回にも2ランを被弾し、救援陣の乱調で今季3度目の6連勝を逃した。この日勝利してナ・リーグ西地区2位に浮上したダイヤモンドバックスには3ゲーム差に迫られた。

 無死二塁からスタートするタイブレークの延長10回の第5打席。左腕クレビンジャーに対し、大谷はカウント1―1から3球目のスイーパーを捉えて右翼へ大飛球を打ち上げたが、やや詰まってフェンス手前で失速した。同点2ランを願って総立ちとなったファンからもため息がもれた。この当たりで二塁走者ロハスは三塁へタッチアップし、ベッツの犠飛で1点を返したが、最後は2死走者なしからフリーマンが二ゴロに倒れて試合が終了した。

 試合には敗れたが、大谷が連夜の一発でファンを沸かせた。4―5の5回1死一塁の第3打席。右腕ブラッドリーに対し、カウント2―1から低めのスプリットをすくい上げると、打球は右翼ポール際への逆転2ラン。2打点を加え、打点リーグトップに立つブレーブス・オズナと並んだ。打球速度96.7マイル(約155.6キロ)、角度は32度と高々と上がった打球で、飛距離は338フィート(約103.0メートル)と今季自己最短の本塁打。ドジャースタジアムの右翼330フィート(約100.5メートル)のポール際最前列への当たりだった。8月は一時打率1割台と精彩を欠いていたが、最近4試合中3度目のマルチ安打をマークし、復調を印象づけた。

 カーショーが初回表に4失点して迎えたその裏の第1打席は右腕ブラッドリーとの対戦。カウント1―1から3球目の低めのスプリットにややタイミングを外されたが、バットですくい上げて右前にはじき返した。しかし、2番ベッツは遊ゴロ併殺打に倒れ、今季41個目の盗塁はお預けとなった。

 第2打席は打撃妨害での出塁。続くベッツの左翼線への適時二塁打で俊足を飛ばして一塁から一気に生還し、1点を返した。さらに1死三塁の好機でT・ヘルナンデスが27号2ランを放ち、1点差に迫った。

 大谷は23日のレイズ戦で今季40盗塁を決めると、9回2死満塁から今季40号サヨナラ満塁弾。日米通じて初めてのサヨナラ弾を放ち、メジャー史上6人目、史上最速の出場126試合目での40本塁打&40盗塁を達成した。

 大谷は偉業から一夜明けたこの日の試合前には、右肘手術後初めてブルペンに入ってマウンドからの投球練習を行った。捕手を立たせたまま、直球のみで10球。ほぼ全力で投球し、最後の10球目はうなり声をあげ、来季の投手復帰に向けて順調な調整をうかがわせた。

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