大谷翔平「50―50」達成は「できると思う」 通算284HRレジェンドOB断言「次は60―60を…」

＜ドジャース・レイズ＞9回、サヨナラ満塁本塁打となる40号を放ち、雄叫びをあげるドジャース・大谷（撮影・西尾　大助）

　◇インターリーグ　ドジャース8―9レイズ（2024年7月24日　ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が24日（日本時間25日）、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で今季9度目の2戦連発とする41号2ランを放つなど、2安打2打点の活躍を見せた。前日のレイズ戦で劇的なサヨナラ満塁本塁打と1盗塁を決めて史上最速の出場126試合目で40本塁打＆40盗塁を達成。一夜明けた試合で再び一発を放ち、史上初の45―45、50―50へ年間51本塁打ペースとした。

　この日、地元メディア「スポーツネットLA」が試合を中継。実況をジョー・デイビス氏、解説を92年シーズンのナ・リーグ新人王に輝き、通算284本塁打のレジェンドOB、エリック・キャロス氏が務めた。

　試合前、放送席では前日に大谷が達成した「40－40」についての話題に。デイビス氏が「昨晩、大谷翔平が40―40を達成した。今度はみんな“50―50はいつ達成するんだ？”と聞いている。彼がそれを達成できると思う？」と聞かれたキャロス氏。「私はできると思う」と断言した。

　続けて「自分でも気付いたんだ“次は50―50を期待している”と」と早くも次の偉業達成に視線が向いているとし「大谷がどれほど優れているかを考えると、彼が達成する素晴らしい偉業を十分に時間をかけて祝うことすらしないんだ」と“矛盾”について力を込めた。

　さらに「もうすでに次は50―50だ。もしそれを9月中旬までに達成したら、次は（周囲が）60―60を言い出すだろう」と“予想”。これにはデイビス氏も「ですよね！」と共感していた。